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米大統領選 サンダース氏が撤退 民主候補は中道バイデン氏に

バーニー・サンダース上院議員(無所属 バーモント州)は8日、民主党の公認指名争いから撤退を表明した。

サンダース氏撤退で、ジョー・バイデン前副大統領の指名が確実となった。

サンダース氏は支持者らにストリーミング通じて「もっとよい知らせができればよかったが、あなた方は真実をすでに知っていると思う。バイデン副大統領に代議員数で300人の遅れを取っている。勝利への道は事実上不可能となった。」と報告。「民主党指名のためのこの戦いは成功しないと結論づけた。よって本日、私はキャンペーンの終了を発表する」と語った。

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「良心に照らしてみて、勝利できないキャンペーンを続けることはできない。困難な時にわれわれすべてに求められる重要な仕事の妨げとなるだろう。」と撤退時期に関して、新型コロナウイルスの影響を示唆した。

「ジョー・バイデン氏を祝福する。大変素晴らしい人物で、われわれの進歩派の考えを前進させるために、私はともに取り組むつもりだ。」と支持を表明する一方、党大会に向けて「残りの州の投票用紙にとどまり、代議員を集め続ける」ことで「党のプラットフォームに大きな影響を与える」と語った。

2016年に続く2回目の出馬となったサンダース氏は、初戦のアイオワ州党員大会の好調を機に、続くニューハンプシャー、ネバダの予備選で勝利を収めた。一方、バイデン氏は低迷が続いたものの、第4戦のサウスカロライナ州で鍵を握る黒人層の支持を集め大勝。撤退した中道派のライバル候補の相次ぐ支持も追い風となり、3月3日のスーパーチューズデーでは14州のうち10州で勝利、続く10日の予備選では6州のうち5州を制した。17日にはアリゾナ州、フロリダ州、イリノイ州でも勝利。ニューヨークタイムズの調査では、現在の獲得代議員数はバイデン氏1217人、サンダース氏914人となっている。

撤退の知らせを受け、バイデン氏は声明を発表。所得格差、皆保険、気候変動、大学無償化、学生ローン免除といったサンダース議員の主要政策に触れ、「バーニーと私はいかに達成するか、意見を異にするかもしれないが、これらの問題とそれ以上の点について、究極の目標で合意している。」と語った。サンダース氏の支持者に向けて「私たちに参加することを希望する」と述べ、「ともに我々はドナルド・トランプを倒す。それから、我々は国家を再生するだけでなく、国を変えていくのだ。」と支持を呼びかけた。

一方、トランプ大統領は「バーニー・サンダースが撤退!ありがとう、エリザベス・ウォーレン」とツイート。左派候補のウォーレン氏の撤退の遅れがサンダース氏の低迷につながったとするこれまでの主張を繰り返した。

続けて「民主党と民主党全国委員会が望んだ結果で、いんちきヒラリーの失態と同じだ。バーニーの人々は共和党に来るべきだ」とサンダース支持者に呼びかけた。

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