NY州 4月より野球場の観客動員へ

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ニューヨーク州のクオモ知事は18日、1万人以上の野外スタジアムで行うプロスポーツに関して、4月1日より観客の動員を許可すると発表した。客数は収容人数の20%に制限する。

メッツの本拠地シティフィールドは、8,384人(開幕戦は4月8日、マイアミマリーンズと対戦)ヤンキースの本拠地ヤンキースタジアム10,850人(開幕戦は4月1日、トロントブルージェイズと対戦)となる。

入場するには、新型コロナウイルス検査の陰性または、ワクチンの予防接種を受けたことを証明する必要がある。人数制限に関しては、5月中旬に見直すとした。

また屋内で1,500人以上、屋外で2,500人以上収容可能なスポーツ施設も観客動員が許可された。人数は屋内の場合は10%、屋外は20%に制限する。

2,500人以上収容できる屋外の舞台芸術会場(スタジアムを含む)に関しては、客数を20%に制限する。

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会見にはヤンキースのランディ・レビン球団社長や、メッツのアンディ・コーエン副会長、元大リーガーのアル・ライター氏、C.C.サバシア氏も同席した。クオモ氏は、メッツのかつての本拠地シェイ・スタジアムで育ったが、初めて見たのはヤンキースの試合だと明かし、両チームを応援していると述べた。

なおNBAブルックリンネッツの本拠地バークレイズセンターなどのスタジアムでは、2月より観客の動員を開始している。

17日のニューヨーク州の検査陽性率は2.87%となった。

クオモ氏は現在、7人の女性が相次ぎセクハラを受けたと告発したことで、両党の議員らから辞任を求める声が高まっている。クオモ氏は同日の会見で、記者からの質問は受けなかった。