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メガ書店 バーンズ&ノーブルがレイオフを実施

ニューヨークに本社を置く大手書店チェーンのBarnes and Noble(バーンズ アンド ノーブル) が12日(月)、全国規模でのレイオフを実施したことが、CNBCの報道によって明らかとなった。

対象となった従業員はレジやデジタル機器関連の担当者、その他、長く勤務してきた経験豊富な従業員などが含まれる。従業員達は、月曜日に出勤した際、その場で突然言い渡されたという。

17年以上同社に勤務し、商品の荷受マネージャーや子供達への読み聞かせのイベントなどを行ってきた従業員は、驚きをツイート。

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”バーンズ・アンド・ノーブルはコストカットのためにほぼ全店舗の荷受けマネージャーをクビにした。私は17以上ここで働いてきて、毎週行ってきた読み聞かせはものすごく評判だった。そして、瞬きする間もなく、私は解雇されたんだ。”

レイオフの対象人数は明らかにされていないが、一部報道では1,800人に上るとされる。B&N社では2017年4月29日時点で、632店舗を展開し、26,000人の従業員が勤務している。なお、2003年の従業員数は5,6000人とされ、過去15年間で急速に人員を縮小している。

同社の証券取引所への報告によると、今回のレイオフで年間4,000万ドルのコスト削減につながるという。
理由については「ホリデーシーズンの売り上げの低迷を受け、業績と顧客の需要に見合う人員体制に調整した」と発表。「業績が回復すれば、体制もそれに応じて調整していく」とするが、具体的な業績回復の道筋については明言していない。

昨年のホリデーシーズンの業績は2016年と比べ6%ダウンしており、店舗毎では6.4%の減少、オンラインセールスは4.5%ダウンしている。

B&N社は、ウォルマートや書籍販売で大きなシェアを誇るアマゾンに対し、厳しい競争を強いられている。ウォルマートは今年後半から電子書籍市場に参入する計画で、アマゾンは実店舗型書店の展開を進めている。一方、解雇報道と時を同じくして、同社はティモシー・マンテル氏を最高マーケティング責任者に任命した。サプリメントメーカー大手GNCでCMOを務め、26億ドルのプロダクトポートフォリオを導き、同社のビジネスモデル再建を指揮したマンテル氏が、劣勢に立つB&N社をどのように導くか、その手腕が注目される。

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