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アジア人女性が石で殴られ重傷 ヘイトクライムの可能性

ニューヨーク市のクイーンズ区で26日朝、自宅前で掃除をしていた女性が、見知らぬ男から暴行され、重傷を負う事件があった。

WABCは、被害者は、グウィイン・マ(GuiYing Ma)さん(61)と報じている。マさんは午前8時ごろ、ジャクソンハイツにある自身のアパートメントの前を掃除していたところ、石で頭部を殴られた。

マさんは、エルムハースト病院で手術を受けた。まだ意識は戻っていないが、助かる見込みだという。

家主のYihung Hsiehさんによると、マさんは親切心から掃除を手伝っていてくれたという。「大きな罪悪感を感じている」と涙ながらに話した。

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Yihung Hsiehさんは、クラウドファンディングサイトの「GoFundMe」で、キャンペーンを立ち上げ、支援金を募っている。Hsiehさんによると、中国の遼寧省出身のマさんは現在、夫と米国に暮らしているが、息子と2人の孫娘は中国にいるという。パンデミックで職を失い、保険に加入していなかったほか、夫は飲食店の清掃業務についていると説明している。

容疑者を逮捕

ニューヨーク市警察は、事件に関連し、エリサウル・ペレズ(Elisaul Perez)氏(33)を逮捕。暴行およびハラスメントの罪で起訴した。

事件について、ヘイトクライムタスクフォースが、憎悪犯罪の可能性も視野に入れ、調べを進めている。

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