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マンハッタンの有名公園が深夜の入場制限 そのワケは?

ニューヨーク大学の学生が多く訪れ、芸術家や音楽家がパフォーマンスを行い、時には、政治や社会に抗議の声を上げるために人々が集まることで知られる、マンハッタンの公園「ワシントンスクエアパーク」が、5月末から、週末の夜10時以降に閉鎖されることになった。深夜に開催されるパーティによる騒音や薬物の使用に関する苦情が相次いでいた。

ニューヨークポスト紙は、最近の公園の状況を「危険、汚い、麻薬の巣窟」の3拍子が揃っていると指摘。注射針や使用済みのコンドームが落ちており、ジャンキーや精神障害を抱えた人々が裸でうろつくのが目に入らないよう、親たちは子供の目を隠さなければならないほどだと伝えている。

規制をめぐって警官と衝突

5日夜、公園に残る人々と、追い出そうとする警官で衝突が起き、23人が治安紊乱行為などで逮捕・起訴された。
SNSに投稿された動画では、警棒を持った警官や自転車隊と園内にいた人々がもみ合いになる様子が撮影されている。警官8人が、人々を拘束する際に物を投げつけられるなどして、負傷したという。
ニューヨーク市警察は、公園の時間制限の解除について、状況をみながら決定するとしている。

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