ジュリアーニ氏の息子、新型コロナに感染

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ジュリアーニ
mark reinstein / Shutterstock.com

20日、トランプ陣営の弁護士ルディ・ジュリアーニ氏の息子、アンドリュー・ジュリアーニ(Andrew Giuliani)氏(34)が、新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けたことが分かった。

アンドリュー氏はツイッターで、今朝陽性が確認されたと発表。軽い症状が出ており、隔離や追跡などのプロトコルに従っていると述べた。

父ジュリアーニ氏は昨日、トランプ陣営の弁護団の一員として、ワシントンD.C.の共和党全国委員会本部で会見を開いた
ニューヨークタイムズは、会見にはアンドリュー氏も参加していたと報じている。会見場は、何十人もの人々が参加していたという。アンドリュー氏は、父と同様にホワイトハウスで、マスクを着用していない。ホワイトハウスでは、アンドリュー氏に加え、最近少なくとも4人の職員に陽性が確認されているという。

会見でジュリアーニ氏とシドニー・パウエル弁護士は、民主党の都市を狙った組織的な不正や、ドミオン社の投票システムのソフトウエアで、全国的に票が書き換えられるなどの不正があった可能性があると語ったが、具体的な証拠は示されなかった。
会見は約1時間半以上に及び、40分を経過した頃から、ジュリアーニ氏が黒い汗をかき始めたとして大きな話題となった。

なおアンドリュー氏は、ジュリアーニ氏の2番目の妻、ドナ・ハノーバー(Donna Hanover)氏との間に生まれた。
今年9月には、アンドリュー氏が来年のニューヨーク市長選への出馬を検討していることが報じられている。
過去数年間は、トランプ氏の「連絡係」を務めており、大統領選挙後は「ニューヨーク市をどう救うかに焦点を当ててていく」と語っていた。
ニューヨークポスト紙はアンドリュー氏の出馬について、「過去20年間目立たない存在」で、政界に飛び込むには「イメージチェンジが必要」だと指摘している。

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