アンプルヒルズ ブルックリンにNY最大アイスクリーム工場


26日、ブルックリン発のアイスクリームメーカー、アンプル・ヒルズ・クリーマリー(Ample Hills Creamery)が、レッドフック(Red Hook)に、ニューヨーク最大となるアイスクリーム・ファクトリー兼ショップをオープンした。

アンプルヒルズクリーマリー
©Ample Hills Red Hook Factory

2011年にブルックリンのプロスペクトハイツで、ブライアン・スミス(Brian Smith)さんと、ジャッキー・カスクーナ(Jackie Cuscuna)さんが創業したアンプルヒルズは、発売後わずか4日間でストックが底をつき、一時閉店せざるを得なくなるなど、大きな反響を呼んだ。創造的で遊び心溢れるフレーバーは、ザガット(Zagat)が「ニューヨークNo.1アイスクリーム」、フードネットワーク(Food Network)が「米国のベストアイスクリームショップ」と賞賛。ニューヨークタイムズなど多くのメディアから高い評価を得ている。

EATERによると、アンプルヒルズは、工場の建設にあたり、800万ドル(約8.8億円)の資金を調達している。新工場では、毎年50万ガロンのアイスクリームの製造が可能で、以前のゴワナス店よりも生産能力は10倍となる。さらに、今年新たにロサンゼルス店をオープンするなど、販売エリアを拡大していく予定だという。

アンプルヒルズクリーマリー
創業者のブライアン・スミスさんと、ジャッキー・カスクーナさんAmple Hills Red Hook Factory

見学可能なファクトリー

アンプルヒルズクリーマリー
©Ample Hills Red Hook Factory
新工場は、面積15,000平方スクエアフィートで、半分のスペースでアイスクリームを製造し、残りのスペースで、アイスクリームに練り込むブラウニーやクッキーなどのベーカリーを製造する。訪問客らは、アイスクリーム製造の過程をガラス越しに見学することができる。

レッドフック限定品も

工場内では、カラフルなネオンサインが表示されたディッピングカウンターが設置されており、アイスクリームを販売する。
アンプルヒルズのシグニチャー・フレーバー、バニラアイスクリームとセントルイのグーイー・バター・ケーキをミックスした「Ooey Gooey Butter Cake」や、プッレッツェルやリッツ、ポテトチップス、ミニM&Mなどをバニラアイスにミックスした「The Munchies」、セミスイートのチョコレートとミントアイスをミックスした「Peppermint Pattie」などの人気フレーバーを販売する。

アンプルヒルズクリーマリー
©Ample Hills Red Hook Factory
注目は、レッドフック店限定の「The Hook」焼き砂糖のアイスクリームに、ストロープワッフル、ソルトファッジなどがミックスされたアイスクリーム。先住民のレナペ人や、レッドフックに入植したオランダ人、砂糖の精製工場などに捧げるフレーバーだという。

ミュージアムを併設

アンプルヒルズクリーマリー
©Ample Hills Red Hook Factory
ショップには、アイスクリームミュージアムが併設されており、子供たちが楽しめるのも特徴だ。ブルックリンの新旧マップのインスタレーションが展示され、、アンプルヒルズのフレーバーの由来を知ることもできる。

ファクトリーの営業時間は、日-木は午後12時から午後10時まで。金・土は午後12時から11時までとなる。

Ample Hills Factory

場所:421 Van Brunt St, Brooklyn, NY 11231 地図
公式サイト

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