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米航空大手 機内の酒類提供を引き続き停止。トラブル頻発で

アメリカン航空とサウスウエスト航空は、機内での酒類の提供を引き続き停止すると発表した。

アメリカン航空は新型コロナウイルスが拡大した昨年3月後半より、客室での酒類の販売を停止している。同社の広報担当者はThe Hillに対し「機内における憂慮すべき状況」について触れ、9月13日まで停止措置を延長すると語った。

サウスウエスト航空では先週末、サクラメントからサンディエゴ行きの機内で、乗務員から着席をしてシートベルトを締めるよう求められた乗客が反発し、乗務員に殴りかかる事件があった。
SNSに投稿された動画では、暴行をうけた乗務員が顔から血を流す様子が写っている。乗務員は2本の歯を折るけがを負った。暴行を加えたVyvianna Quinonezは23日、地元警察に逮捕された。その後、生涯にわたりサウスウエスト航空の利用を禁じられている

この事件後、アメリカン航空のフライトサービストレーニングおよび管理部門のマネージングディレクター、ブランディ・バーンズ氏は、乗務員に対し「クルーに対する暴行や不当な扱いは容認しない」と書簡を送ったという。バーンズ氏は「アルコールが、顧客の非定型的な行為につながる可能性がある」と説明。「顧客に新たなストレスのかかる状況を増幅させないようにしなければならない」と語っている。

CNNによると、サウスウエスト航空は、酒類の販売を延期すると社内に通達した。当初6月に販売を再開する予定だった。広報担当者は、すべての顧客と乗組員の安全性および快適性の点で、正しい決定だと述べている。

サウスウエスト航空の客室乗務員の労働組合によると、4月8日から5月15日までの間に乗客による不正行為が477件起きた。今回の暴行の翌日、同組合のLyn Montgomery委員長はゲーリー・ケリー(Gary Kelly)CEOに宛てた公開書簡で「前例のない数で、我慢できないレベルに達している」と述べ、改善を求めた。

連邦航空局(FAA)は24日、乗客による手に負えない、または危険な行為に関する報告は、今年だけで約2,500件あると発表した。このうち、マスクの着用を拒否した報告が1,900件含まれているという。

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