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アメリカン航空が炎上、きっかけは「レッツゴーブランドン」のステッカー

BLMはOKで、「レッツゴー・ブランドン」はNG?従業員に対するアメリカン航空の対応をめぐり、保守派からの非難が殺到している。

騒動のきっかけは、乗務員がラゲージタグに「レッツゴー・ブランドン」のステッカーを貼っていたことだった。

レッツゴー・ブランドンとは、「F**K ジョー・バイデン」の隠語で、昨年秋から、反バイデン派の間で合言葉となっている。

ステッカーに気づいた女性の乗客は、アメリカン航空に宛てたツイートで、「制服姿のパイロットが、卑劣なレトリックを誇示している」と報告。「嫌悪感をもよおすのは、私だけじゃないはず」と非難した。

▼女性がクレームを入れたツイート。(現在は非表示)

twitter

これを受け、アメリカン航空は、詳細をDMしてほしいとツイートした。

女性は、その後のやりとりで、アメリカン航空が「チームメンバーを最高水準に保ち、期待に応える」として、内部調査を行うことを約束したことを明らかにした。

この判断に対し、ネットではアメリカン航空に非難が殺到。「カレン」(白人の特権を利用し、自分の主義主張を押し通す女性の俗語)に対する過剰な反応、従業員を擁護すべき、フリースピーチだと指摘が寄せられている。

Foxニュースのコントリビューターでジャーナリストのモリー・ヘミングウェイ氏は、「こんなカレンの対応をしなければならない職員の賃金を上げて」と擁護。

フロリダ州デサンティス知事の報道官は、「保守派であることや、バイデンに反対しているからといって、パイロットを解雇しないで」訴え、既に何千ものフライトがキャンセルとなっており、パイロットは貴重な存在だと加えた。

デイリーメールによると、女性は8日、セントルイスからマイアミ行きの飛行機に搭乗していた。ツイッターは現在非公開とされているが、プロフィール欄には「リアリティTVに熱心、フェミニズム、ドゥイング・ザ・ライト・シング」と記載していたという。

なお、アメリカン航空は2020年、退役軍人やLGBTQ、キリスト教に加え、ブラックライブズマター運動を支持するピンバッチを着用することを従業員に許可していた。デイリーメールは、一連の出来事に対し、「飛行機の偽善」と題した記事を掲載している。

この一方で、パイロットを処分しない場合は、今後利用しないという意見も寄せられるなど、議論は白熱している。

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