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「なぜ実弾が」アレック・ボールドウィンが誤射 撮影監督が死亡

ニューメキシコ州で21日、映画の撮影現場で、スタッフが小道具に使用された銃で撃たれ、死傷する事件があった。発砲したのは米俳優アレック・ボールドウィン(63)で、自身が共同製作者を務め、出演していた西部劇「Rust」の撮影中だった。銃には、誤って実弾が込められていた。

銃弾を受けたのは、撮影監督のハリーナ・ハッチンス(Halyna Hutchins)氏(42)とジョエル・スーザ(Joel Souza)氏。

サンタフェ郡保安官室によると、ハッチンス氏は、アルバカーキの病院にヘリで搬送され、その後、死亡が確認された。スーザ氏は、サンタフェの病院で治療を受けているという。

ハッチンス氏は、映画学校AFI Conservatoryの卒業生で、これまで「ブラインドファイア」(Blindfire)や「ダーリン」(Darlin)、「Archenemy」などの制作に関わってきた。

西部劇「Rust」は、サンタフェのボナンザクリークで撮影されていた。午後2時頃に発砲があり、撮影現場は一時ロックダウンされた。なぜ実弾が込められていたのかについては、捜査中。TMZによると、使用された弾は、榴散弾の可能性があるという。

目撃者がShowbiz 411の取材に話したところによると、ボールドウィン氏は「なぜホットガン(実弾入りの銃)を渡されたのか」「今までホッドガンを渡されたことは一度もない」と繰り返し尋ねた。また衝撃を隠しきれない様子で「彼らをどれほどひどく傷つけたのか、ハリーナが死んだのかは分からない」と話していた。

地元紙The Santa Fe New Mexicanは、保安官事務所の駐車場で、ボールドウィン氏が泣きながら携帯で話す姿や、道路脇でうな垂れる様子が撮影されている。21日時点で、事件に関連した起訴などはなく、聴取などが行われている。

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