スーパースプレッダーイベント?映画賞授賞式のセレブ、コロナ感染相次ぐ

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10日にロサンゼルスで開催されたゴールデン・グローブ賞授賞式に出席したセレブから、新型コロナウイルスに感染したとの報告が相次いでいる。

Deadlineによると、これまでに「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」に出演したジェイミー・リー・カーティスや、「イニシェリン島の精霊」の主演俳優コリン・ファレルとブレンダン・グリーソン、ドラマ「ファーストレディ」のミシェル・ファイファーが感染を公表している。

感染経路は不明だが、出席者には、検査の陰性結果の提出が求められていたという。

ゴールデングローブ賞受賞式の会場の様子

新型コロナウイルスのオミクロン株のひとつ「XBB.1.5」は、WHOが「最も伝播しやすい」と警鐘を鳴らしている。米国内では12月後半から感染が急速に広がっており、米疾病対策センターのデータでは、8日から14日までの1週間、XBB.1.5が国内感染者の43%を占めた。

なお、ミシェル・ファイファーは、15日に開催されたクリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)で、功労賞のプレゼンテーターを務める予定だったが、授賞式への出席を見送った

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ジェイミー・リー・カーティスは、自身のインスグラムのアカウントで、「Fuck COVID!」と陽性反応を示した検査キットの写真を投稿した。なお「エブリシング」はこの日、作品賞を含む5部門を受賞した。

ゴールデン・グローブ賞の会場では、スタッフを除きマスク姿のゲストはほとんど見られなかったが、今春、ブロードウェイミュージカル「人形の家」の上演を控えているジェシカ・チャステインは、ゴールドカラーのマスクを着用してレッドカーペットに登場。E!ニュースの取材に「病気にならないよう神経質になっている」「キャストを失望させたくないため、劇場では十分な注意を払っている」と語っていた。