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NYブルックリンの4カ所で銃撃事件。8人負傷

8日夜、ニューヨーク市ブルックリンで立て続けに銃撃事件が発生した。4カ所の銃撃のうち、3カ所でほぼ同時刻に起こった。

ニューヨークポストなどによると、午後10時40分ごろ、ベッドスタイ(Bedford-Stuyvesant)では27歳と34歳の2人の男性が足に銃撃を受け負傷した。
その直後、フラットブッシュ (Flatbush)では、1人の男性が背中を撃たれた。

10時50分にはブラウンズビル(Brownsville)で、23歳の女性が顔に銃撃を受け、重体となっている。この際、17歳の少年と、35歳、50歳の男性が撃たれ、病院に搬送されたが、全員命に別条はないという。

午前2時には、フラットランズ(Flatlands)で1人の男性が撃たれた。
地元メディアのPIX11によると、いずれの事件も犯人の逮捕に至っていない。事件は、デブラシオ市長が夜間外出禁止令を解除した2日後に起こった。

先週の銃撃件数は2015年以来最多に

ニューヨークポストによると、先週月曜日から日曜夜の間に市内で発生した殺人事件は13件だった。前年同時期の5件に比べ、2倍以上となった。
また、先週の銃撃事件は40件に達し、1週間の件数としては2015年以来最多となった。前年同時期の銃撃は24件だった。

米国では、黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警察の暴行で死亡した事件後、法執行機関の改革を求める声が高まっている。
デブラシオ市長は7日、ニューヨーク市警察の財源を削減し、若者と社会福祉の分野に再分配すると約束した。

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