ニューヨーク市警察が、アジア人女性7人に、連続して暴行を加えた男の行方を追っている。
事件は先月27日、午後6時半から8時半の間に起きた。1人目の被害者は57歳の女性で、ミッドタウンで、顔面を殴打された。警察によると、2人の間に言葉のやり取りなどはなかったという。
その後、男は南下し、5アベニュー&イースト30ストリートと、パークアベニューサウス&イースト23ストリート、アーバインプレース&イースト17ストリート、ユニオンスクエアイースト&イースト17ストリート、イーストヒューストン&モットストリート、ブロードウェイ&イースト8ストリートで、次々とアジア人女性の顔を殴ったり、突き飛ばしたりするなどの暴行を加えた。
被害者の年齢は、19歳から57歳。顔に打撲や唇を切るなどのけがを負った。
犯人は金髪で、薄いブルーのTシャツに、ダークカラーのズボンとシューズを履いており、マルチカラーのバックパックを所持していた。現在ヘイトクライム部門が捜査を行っている。
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— NYPD Crime Stoppers (@NYPDTips) March 2, 2022
ニューヨーク市では、アジア人を狙ったヘイトクライムが急増しており、昨年の犯罪件数は129件で、前年(28件)に比べ、361%増加した。