10代少年2人を惨殺、100回切り刻んだギャング5人に有罪評決

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    2016年にバージニア州で10代の少年二人が誘拐、殺害された事件で、同州の連邦陪審は1日、ギャング集団MS-13のメンバー5人に有罪を言い渡した。

    バージニア東部地区検事局によると、5人の出生地はいずれもエルサルバドルで、現在の年齢は24歳から31歳。組織的な犯罪活動のために共謀して誘拐、殺人を犯した罪などで起訴されており、終身刑になる可能性があるとしている。

    一人目の犠牲者は、当時17歳だったフォールズ・チャーチ在住の少年で、犯人らは、少年にライバルギャングの18thストリートのスパイだと誤った疑いをかけていたという。2016年8月28日の夜、集会があるといってフェアファックス郡の公園内にある森に誘い出し、暴行し、殺害した。ナイフやなた、つるはしを使って100回以上切り刻んだという。遺体は近くに用意した穴に埋めた。この際、穴に収まるように遺体の足を折ったという。

    犯人グループは、アレクサンドリア在住の14歳の少年にも、警察の密告者だと誤った疑いをかけて殺害した。2016年9月26日の夜、前回と同様にミーティングがあるといって外に誘った。母親にゴミを捨てに行くといってパジャマ姿で家を出てきた少年を車に乗せ、同じ公園に連れて行き、殺害。同様の武器を使って切り刻むなどした。遺体の両足を折って、パジャマのパンツで縛り、穴に埋めた。さらに犯人らは、国内またはエルサルバドルにいるリーダーらに、自分たちが昇格に値することを証明するため、犯行の様子を携帯電話で撮影していたという。

    事件に関連して、これまでに合計17人が起訴されており、すでに9人が有罪を認めているという。

    FOXニュースによると、MS-13は、主にエルサルバドルや中米出身者で構成されている多国籍なギャングで、米国では1万人を超えるメンバーが、少なくとも10州とワシントンD.Cで活動しており、中米諸国やメキシコでも数千人がギャング活動に従事しているとされている。