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セレブも住む超高級タワーマンションが 不便すぎる。管理組合が提訴

マンハッタンで一際目立つ超高級タワーマンションが、騒音や停電など住民から苦情が相次ぐ「住みづらい」物件であることが分かった。

ミッドタウンの「ビリオネア通り」にある102階建てのコンドミニアム「432 Park Avenue」の管理組合は23日、エレベーターの故障や騒音、揺れ、洪水への対策を怠ったとして、 開発業者などオーナーを相手取り、1億2500万ドル(約138億円)の損害賠償を求め、マンハッタンの地方裁判所に提訴した。

ビルのデザインを手がけたのは、有名建築家のラファエル・ヴィニオリ(Rafael Viñoly)氏。2015年に完成した。超高級マンションとして知られ、ニューヨークポスト紙は、2019年に92階と93階の3ユニットが100億円近くで売却されたと報じている。

訴状によると、エレベーターは強風で建物が揺れが生じた際、減速するようプログラムされており、移動中に何度も停止。住民がエレベーターの中に閉じ込められる問題が頻繁に生じた。

原告は、建物は「高さと揺れを考慮していない」とデザインの欠陥を指摘している。ある住民はニューヨークタイムズに対し、揺れや騒音がひどく、悪天候の日は眠れないほどだと語っている。ゴミ用シュートを使用すると「爆弾のような音」を立てると不満を述べた。

また洪水で生じた被害について、「一時しのぎ」の対応を行ったと批判している。業者が電気配線の入っているコンクリートにドリルで穴を開けた際、爆発が起き、停電が生じた。同様の事故は3年間で2回起きており、この結果、150万ドルの修理費用が発生した。

2019年に管理組合がエンジニアを雇って調査したところ、1,500以上の構造上またはデザイン上の欠陥が発見された。原告は、これらは建物内で相互に関連しており「人命の安全に関わる」問題だと主張している。今回は、各住民からの訴訟は含まれておらず、損害賠償額はさらに膨らむ可能性があると報じられている。

なおジェニファー・ロペスと元婚約者のアレックス・ロドリゲスは2018年、370平方メートルの部屋を1,530万ドルで購入したが、わずか1年で売却している。

現在125のユニットはほぼ完売している。ただし、ニューヨークタイムズが2月に建物の欠陥を報じて以降、リセールのペースが鈍化しているという。
現在下層階の2ベッドルームが700万ドル(7.8億円)、最上階のペントハウスが1億6,900万ドル(187億円)など11ユニットが売りに出されているが、1月以降売却されたのは1件のみだと報じている。

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