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NY市地下鉄 連続切りつけ事件、5人負傷

ニューヨーク市の地下鉄の車内で、14日早朝、ナイフで切りつけられるなどして、5人の男性が負傷する事件があった。事件に関連して、ニューヨーク市警察は、17歳から19歳の容疑者の男4人を逮捕した。

警察は、事件はいずれも、南方向に向かう4番線の車内で起きたとしている。

最初の事件が起きたのは、午前4時20分頃。44歳の男性が、左頬を切りつけられた。男性は、ユニオンスクエア駅で下車し、ベルビュー病院に搬送された。容体は安定している。

この約5分後、アスタープレイス駅近くで41歳の男性が殴られ、40歳の男性が顔を切りつけられた。被害者の男性らは、同駅で下車した。顔を切りつけられた男性は、同じくベルビュー病院に搬送された。容体は安定しているという。

さらに5分後、44歳の男性が、走行中の車内で、左頬を切りつけられ、財布と携帯電話を奪われた。被害者はブルックリンブリッジシティホール駅で下車した。

この30分後、48歳の男性からブロンクスの161ストリート/ヤンキースタジアム駅近くの警官に、59ストリート/コロンバス・サークルで刺されたとの報告があった。abcニュースによると、男性はホームレスで、右目と首の左側、頰を刺されたと述べている。

捜査官らは、監視カメラの映像を入手し、事件があったエリアの警官らに、容疑者の写真を配布。午前11時15分に、アッパー・ウエストサイドにある79ストリート駅で、2人の警官が4人を発見し、拘束した。容疑者の年齢は、17歳と18歳、残る2人は19歳だという。

ニューヨーク市警察は15日、追加の容疑者の動画を公開。情報提供を呼びかけている。

ニューヨーク市警察は、事件がギャングの通過儀礼の一部だった可能性について、調査を行っている。

MTAのパット・ フォイエ(Pat Foye)会長は「市役所は、これ以上現実から目をそらしてはならない。利用客と従業員が、市の回復という、とりわけ重要な時期に、地下鉄システム全域で毎日直面している現実を無視し続けてはならない。率直に言って、無視は無責任だ」と市長を厳しく非難した。

NYCトランジットのサラ・ファインバーグ(Sarah Feinberg)プレジデント代理は、一連の事件は同一路線の駅で発生したと指摘。「それぞれの駅に制服警官がいれば、事件は防止できた可能性がある」と述べ「これらの凶悪な犯行に対する責任は、身動きの取れない警察にあるのではない。市役所と、問題に対する市長の怠慢を利用している人々にあるのだ。市長に警鐘が必要であるならば、これがそれだ」と述べた。

一方、デブラシオ市長の報道官は、地下鉄の警官は既に500人増員していると説明。MTAの声明は「明らかに政治的なもの」と反論した。

地下鉄では12日朝にも、利用客が突き飛ばされたり、顔を切りつけられたりする事件があった。

今年の地下鉄の犯罪件数は減少傾向にあるが、重暴行は前年に比べ20%増加している。MTAは現在、ニューヨーク市警察に4,300人の警察官を配備するよう求めている。警戒規模は、ニューヨーク市警察が地下鉄の警備を引き継いだ1,990年代以来の水準だという。

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