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「21クラブ」90年の歴史に幕。歴代大統領が愛したNYのレストラン

禁酒法時代に創業したマンハッタンの老舗レストラン「21クラブ」(21 Club)が、閉店することが分かった。11日、ニューヨークタイムズ紙が報じた

148人の従業員は、新型コロナウイルスの感染が拡大した3月初旬に一時解雇された。州に提出した書類によると、「無期限」に業務を停止し、来年3月に全従業員を解雇するとしている。同店は声明で、パンデミックの影響により回復に長期の期間が予想されることから、近い将来の再開は不可能だと述べた。

同社の広報担当者はニューヨークポスト紙に「特有性を保持しながら、長期的に採算の合う事業を維持できる潜在的な機会を模索している」と再開の可能性を語った。「我々のビジョンは、21クラブは重要な社会的かつ文化的ハブであり、ニューヨークのアイコンであり続けるということだ。時期が来れば、ニューヨークの刺激的な未来の中で、その役割を果たすための良いポジションに着くだろう」と述べた。

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1930年1月に創業した21クラブは、米国で最も有名な禁酒法時代の潜り酒場となった。店内には禁酒法時代のワインセラーを含む10の個室がある。作家のジョン・スタインベックやアーネスト・ヘミングウェイが通ったほか、フランク・シナトラやハンフリー・ボガートなどの有名人や、ルーズベルト大統領以降の歴代大統領(ジョージ・W・ブッシュ以外)が食事を取ったレストランとして有名。

トランプ大統領も同店の常連客で、自身のお気に入りのテーブルを持っていた。2016年の大統領選で勝利した後、家族で食事を取る姿も目撃されている

店内にはフレデリック・レミントンの絵画やウォルト・ディズニーの漫画のウォールアート、ジョン・F・ケネデ大統領の記念品、ジョン・マッケンローやクリス・エバートのラケット、ウィリー・メイズのバットなどのコレクションなどが飾られている。
また映画『ウォール街』(1987)や、ソフィア・コッポラ監督の『オン・ザ・ロック』、『イヴの総て』、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』などのロケ地としても知られる。

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