シアトルを拠点とした大手百貨店、ノードストロム(Nordstrom)初のニューヨーク・フラッグシップ店の概要が明らかになった。
その内容は、2019年完成予定の「セントラルパークタワー」(Central Park Tower)を含めた4つの新旧の建物にまたがる大きなデパート群。
セントラルパークタワーは、James Carpenter Design Associates社がデザインを担当。初めてお披露目された外観イメージは、ガラス張りのモダンな建物で、その7階分をノードストロムが占める予定となる。
4つの建物はウエスト57thから58th ストリートの間のブロードウェイに隣接し、まさにノードストロム村が誕生することとなる。
【ノードストロム出店予定地】
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ちなみにこの店舗が入るセントラルパークタワーは、高さ1,550 ft (472m)で、昨年ロウアーマンハッタンに完成したワンワールドトレードセンター」(One World Trade Center)1,776 ft(541m)に次ぐ、全米で2番目に高いビルディングになるとのこと。こちらもNYの新たなランドマークとなる。

この5番街エリアには、元々バーニーズニューヨーク(Barneys New York)をはじめ、バーグドルフグッドマン(Bergdorf Goodman)や、サックスフィフスアベニュー(Saks Fifth Avenue)などの高級デパートが密集するエリア。同地にノードストロムが加わることで、さらにショッピングの選択肢が増えることとなる。
今年は、ウェストフィールド(Westfield)がワールドトレードセンターに、NY初のショッピングモールを、サックスフィフスアベニューも同エリアにNY2店舗目をオープン。また、ニーマンマーカス(Neiman Marcus)も2018年に現在開発中のハドソンヤード(Hudson Yards)にニューヨーク初となる店舗のオープンを予定している。
2015年は、国内外からの観光客が約6000万人となり、史上最高の数字を記録したニューヨーク。これは、6年連続の増加となっており、益々増える観光客の需要に応えて、ショッピングスポットも増えているようだ。