NY市で10万人の郵便投票に印刷ミス発覚 トランプ氏「インチキだ」

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ニューヨーク市で、不在者投票に同封された返信用封筒に、別の人物の住所と氏名が記載されていることが分かった。

FOX5によると、これらはブルックリン在住の有権者99,477人に送られた。有権者が知らずに、氏名と住所が異なる封筒で返送した場合、無効票になるという。

ニューヨーク市の選挙管理委員会のマイケル・ライアン(Michael Ryan)委員長は、ロチェスターの業者による印刷ミスだと釈明。11月3日の選挙前までに正しい投票用紙と返送用封筒を再送すると発表した。再発送にかかる費用は、業者が負担するという。

選挙管理委員会はホットライン(866-VOTE-NYC)を開設し、誤った封筒を受け取ったら、すぐに連絡するよう求めた。

ニューヨークタイムズによると、投票用紙そのものに印刷ミスが確認された例もあったという。

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トランプ大統領は繰り返し、郵便投票は不正の温床になると主張。一部では不正を理由に、政権移行を拒む可能性が取り沙汰されている。

トランプ氏はニューヨークで起きた印刷ミスに言及し、「完全に取っ散らかってる。市長と知事はどうしたらいいか分からないんだ。巨大なインチキ、修正不可能だ!問題がなかった過去の例にならい、不在者投票をやめて、投票所に出かけろ。」とツイートした。