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NY市、車道をアウトドア・ダイニングスペースに

ニューヨーク市のデブラシオ市長は2日、今週末より車道を歩行者に解放するオープンストリート・プログラムを拡大し、アウトドア・ダイニング用のスペースとして使用すると発表した。

マンハッタンのマルベリーストリートや、パークスロープのフィフスアベニューなど22のストリートをダイニングスペースに指定した。時間帯は、金曜は午後5時から11時まで、土日は正午から午後11時まで。期間は、9月7日のレイバーデーまでを予定している。

デブラシオ氏は「人気のオープンストリートと、オープンレストランプログラムを組み合わせることで、ニューヨーカーに屋外で安全に楽しめるスペースを提供する。」と述べ、今後さらにスペースを拡大する意向を明かした。

全米で新規感染者数が5万人超え

全米では新型コロナウイルスの感染が拡大している。2日には、5万3000人の新規感染者が確認され、初めて5万人を超えた。フロリダ州でも一日の感染者が1万人を超えた。8,000人以上の感染者が出たテキサス州では公共の場でのマスク着用を義務付けた。
8,200人の感染が確認されたカリフォルニア州では、19郡でバーやレストランの閉鎖を決定。この他にも、店内での飲食を禁止する州が増加している。

他州の動向を受け、ニューヨーク州のクオモ知事は、ニューヨーク市で来週再開を予定していた、レストランでの店内飲食の許可を延期すると発表した。
クオモ氏は、密閉された店内では、エアコンがウイルス拡散の原因となっている可能性を指摘。事業者に高機能のフィルター付きエアコンを導入するよう要請している。

2日の発表では、ニューヨーク州の新規感染者数は875人、6万9945件の検査に対する陽性率は1.25%だった。 現在の入院患者数は878人となっている。死者数は10人だった。

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